甲子園の売り子

2016年12月14日

こんにちは!
兼保友紀子です!

前回のお約束通り、今回は私の大好きなアルバイト
「甲子園の売り子」について少しお話します♪

大学2年生のとき、なにか新しいバイトを始めようと思い立って応募したのが甲子園の売り子でした。

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「バイトしながらプロ野球観れるなんてラッキー♪」
初めはそんな軽い気持ちでした(笑)

しかし、現実はそんなに甘くありません。

お仕事初日、ずしりと肩にのしかかる樽の重さは15kg!
慣れていない人なら少し気を抜くと
後ろに倒れそうになるくらいの重さです。
それを担いで急な階段を上り下りするのですから
仕事中ずっと筋トレしているようなものです。
野球を見る暇なんてありません(笑)

私の担当エリアはライトスタンド⚾︎
熱血阪神ファンの応援が最も盛り上がるエリアです。

初めは、ただただお客様にビールを
販売することだけしか考えていませんでした。
しかし、球場では毎回、エリア毎や球場全体の売り子さん達の販売順位が競われるため、だんだんそちらも気になるようになりました。

みんな同じ制服で、同じ商品を同じ値段で売っているのに、どうしてこんなにも人によって売り上げがちがうんだろう?

不思議ですよね。

どうやったら自分から買ってもらえるか。
たくさん悩んで、たくさん試行錯誤して、
時には上手くいかなくて悔しい日もあったけど
徐々に自分から買ってくださるお客さんが増えていくことが本当に嬉しくて、アルバイトに来てるはずなのに、途中からはお客さんに会うために球場に足を運ぶようになっていました。

 

私は人に喜んでもらうことが大好きです。
「あの子から買ってよかった」そう思ってもらえるような売り子になることが目標でした。

わたしが1番心がけていたことは
私からビールを買ってくださったお客様を覚えること。
そして、また会えた時に自分から挨拶すること。

これはミスコンにおいても同じです。
私のことを応援してくださっている方、
私に励ましのリプを送ってくださったり、
学校で声をかけてくださっ方、
すべて覚えています。

自分からビールを買ってくださったお客様を
すべて完璧に覚えられたわけではありませんが、
たくさんの温かいお客様に出会えたことが私の財産です。

阪神甲子園球場は、
コミュニケーションの大切さや
仕事する上での工夫、楽しさを教えてくれた場所です。

 

これは今でも私のタカラもの

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来年からは客席側でビール片手に野球観戦しようと思います!

みなさんもぜひ甲子園球場へ行って
売り子さんからドリンクを買ってみてください!
素晴らしい接客で迎えてくれますよ。

その笑顔の裏側にはたくさんの努力や苦労が隠されています。それを見に行くのも、球場観戦のもうひとつの醍醐味かもしれません😊

学生の皆さん、売り子の世界、
もしご興味あるなら一度飛び込んでみて下さいね!

私は自信を持っておススメします!