今日は母校の文化祭だったようです。私は残念ながら行けませんでしたが…💧
ふと中高時代の宝物を思い出したのでご紹介します。
作家ノートと呼ばれる現代文の宿題。
4月に一人作家を決めて、略歴や時代背景を調べた上で、1年間その作家の作品を読み溜めて考察を書いていく、という内容でした。最初は面倒だなあと思いつつ、読書が好きだったからか気づいたら半分趣味のようになっていました。

(私は有吉佐和子と志賀直哉を選びました)
多くの作品を読み進めるうちに、作品一つを読んでいただけでは広がりえない、作家の人生を反映する大きな世界観を見て取ることができます。日々考えていたことがにじみ出ていると思うと誰か生身の人間に向き合っているような感覚で面白かったです。受験には直接関係のない課題でしたが、大学生になった今、思いの外とても有益だったと思っています。
忙しい毎日の中で人は成果に直結しない事物をつい後回しにしてしまいがちですが、何がこうして財産になるかわからないものです。目の前に現れることに対して常に真摯に粛々と向き合える人になりたいですね✨

(中高の文化祭で売っていたフェリスベアちゃんと一緒に。)
Moe Minamoto🍀